寒冷地の街並み

断熱リフォームという手段で今ある家を快適に

素敵なマイホームを持っていたとしても、冷暖房が効きにくいなどの問題を抱えていると快適に生活することが難しくなります。既に完成している家なのでどうすることもできないと考える人は非常に多いですが、これは断熱リフォームを行うことによって解決できる問題です。断熱リフォームを実施することで住まいの快適さを向上することができるので、今ある家をより良いものにしたいと考えるのであれば実施することを検討してみると良いでしょう。

そもそも、断熱リフォームはどういったものなのか知らない人も多いはずですが、これは外壁や屋根、内壁や床に断熱材や断熱パネルを入れることで住宅の断熱性を高めるというものです。断熱塗料で塗装したり、内窓を追加したりすることによって二重窓にするという施工が実施されるケースもあり、様々な手法で住宅の断熱性が高められます。実施すると夏は涼しく冬は暖かい家にすることができるので、冷暖房をあまり使用しなくても快適に過ごすことができる家になるはずです。断熱性が低い家は室内外の極端な温度差によって結露やカビが発生しやすい場合があるので、この問題も解消することができるケースがあります。

断熱リフォームに興味がある場合は価格相場や工期について知っておくことも大切ですが、これは実施する内容によって大きく違ってくるので注意が必要です。壁に断熱材を取り入れる場合は1平方メートルあたり5,000円から30,000円であることが多く、工期は2週間から1か月と比較的長い期間が必要となります。天井や床下の断熱化を行う場合は、それぞれ1平方メートルあたり5,000円から8,000円で期間は数日間となることが多いですが、床下の場合は床材の張り替えが必要な場合は1週間ほどの期間が必要です。内窓の追加は2日程度で行えることが多いですが、1か所当たり100,000円以上の費用が必要となることも多いと言えます。外壁や屋根の断熱塗装は1平方メートル当たりの価格は安めで2,000円から6,000円程度で実施できますが、期間は1週間で終わることもあれば1か月ほどかかることもあるでしょう。

今ある家でも断熱リフォームを実施することで快適な住まいにすることができるので、マイホームの快適さが低いと感じている場合はこれを実施することを検討してみてください。たくさんのお金が必要なので迷ってしまう人も多いはずですが、施工することでクオリティオブライフを上げることができますし、冷暖房を過剰に使用しないエコな家を持つことができるのでおすすめです。